前回に続き、今日もナンバープレートのお話です★
●地名●
ナンバープレート上段の左側には、何らかの地名が入っていますよね。
これは、勝手にその地名を決めているのではなくて、陸運支局、
もしくは車検場がある場所の地名が入っています。
愛媛県の場合は、一つですが、北海道のようにエリアが広いような地方では
ナンバープレートの地名の種類が多くなります。
“松山”はないのに、“なにわ”とか“神戸”とかたまに見かけますよね。
そして・・・
愛媛ナンバーは、2通りの“愛媛”がある?!?!?!
1文字だと何だか分からない字ですが、見慣れているせいか、
このナンバーの車が走っていても違和感はあまりないですよね。
ですが、県外の方が見ると、『何コレ!』って思われるそうです。
愛媛ナンバーが使用されたのは昭和30年10月からで、
そのときから愛媛独特の崩した書体が使われてたそうです。
その理由ですが、どうやら当時の担当者が
『愛知ナンバー(表記は「愛」)と混同しないようにする』
『動いている状態で愛媛と読みやすいように』
の2つの観点で配慮したみたいです。
そして、水が一部分に溜まらないよう、文字に微妙な傾斜を持たせ、
水の排出を容易にする工夫もなされているんだとか。
愛媛県民からは「読みにくいから変更してほしい」という声が高り・・・
そう、現在の愛媛ナンバーになったというワケなのです。
最初の愛媛ナンバー登場から48年・・・
平成15年の11月に現在の書体になったそうです。
問題点の一つでもあった、愛知ナンバー(愛)と混同する・・・という点に関しては
愛ナンバーが「名古屋ナンバー」に変更されたことで、
「愛」の字体で区別する必要も無くなったのだそうです!
とはいっても、平成15年からという事は、まだ6年。
旧型ナンバーの車が多くいて当然ですよね。
ちなみに、「愛媛500 ふ」から現行書体なんだそうです。
あなたの愛車のナンバーはどうでしょうか??