『お酢を飲むと体がやわらかくなる』
よく聞きますが、これは本当なのでしょうか?!
結果から言うと、お酢で体がやわらかくなるという科学的データーはないそうです。
南蛮漬けなどにした魚の骨が酢の作用によって柔らかくなっていることから生まれた誤解であると言われているそうです。
お酢は魚の骨をやわらかくしたり、卵につけると卵の殻を溶かしたりしますが、人間の骨に直接届くわけではないので、体がやわらかくなるということは考えられないんだそう。。。
(^.^)b 人と魚の骨は違うってことですね。
あと、サーカスは性質上、地方巡業の際に団員分の食料を一度に大量購入する。
そのため、巡業先で団員分の酢を経験則によって疲労回復のための飲料として購入することが多く
「あんなに大量の酢を飲むから、サーカス団員は身体が柔らかい」
と噂されたということから信じられたとも言われているそうですよ。
お酢は健康にイイ!!とか、
美容にイイ!!とかって
よく耳にしますが、どの程度飲めばいいのか・・・
薬ではないので量は決まっていませんが、一日に30ml程度摂れれば健康増進に役立つといわれているそうです。
ただし、飲みすぎにも注意。
どんな良いものでも摂りすぎは逆効果。
摂取量は少なくても継続することが大切です。
また、飲む時の注意点として、
いつ飲んでも良いのですが、お腹が空いているときに飲むと刺激が強く、胃に負担をかけるので、避けたほうがベターだそう。
美容にイイと言われているワケ・・・
お酢は、有機酸をたくさん含むため、必要以上の栄養の吸収を抑える働きがある一方で、体内に取り込んだ栄養分のエネルギーへの代謝を促進する作用があります。
新陳代謝を活発にし、痩せやすい体質をつくってくれるのです。
ただし、ダイエットというのは、バランスのとれた食事と適度な運動が基本となっているので、当然の事ですが
お酢を飲んだだけでは痩せるというわけではありません。
昔からの伝えがたくさんありました。
◆シャックリを止める
盃一杯の酢を水で薄めて飲むと止まると言われています。天然醸造酢がよいそう。
◆眠れないときにおすすめ
なかなか寝つけないとき、お酢を大さじ1杯くらい飲んでみる。
◆風邪のひきはじめに(うがい薬)
コップ1杯の水もしくはぬるま湯に、酢大さじ1と塩小さじ1を入れて、うがいをします。のどの痛み、イガイガなどの炎症を抑える効果や、殺菌効果もあります。
◆肩こり酢と塩をお湯に混ぜてタオルを浸し、肩にあてて温湿布すると、血行が良くなり、肩こりが治まると言われています。
◆悪酔いを防ぐ
お酒を飲む前にお酢を薄めて飲んでおくと、胃の粘膜を保護して悪酔いを防げます。
二日酔いにも効きます。
バリエーション豊かですね。(^^;
お酢は、人間が作り出した最初の調味料と言われているだけあり、いろいろな方法で健康に役立っているのです。
クレオパトラも美を保つためにお酢を愛飲していた、という歴史を誇るのもうなずけますね。
世界最古の調味料!無敵の調味料!お酢の力を見直し、元気にこれからの季節を乗り切りましょう。