昨日のブログで、雨のテーマの流れであじさいについて少しかじりましたが、家に帰ってから
『あじさいの花は本当に花じゃないの?』
と、考え込んでしまったので、解決したいと思います。。
調べてみると、おもしろい事が分かりました。
なんと、花の種類を選ばずに蜜を吸うチョウが、あじさいには寄り付かないというのです!
つまり、やっぱり花じゃないというのは本当なのでしょうか??
実は、一般に“花”と呼ばれている部分は、正確には「装飾花」といい、受精能力を持つ本来の花ではないのだそうです。
つまり・・・
↓ ↓ ↓
こういう事だったのです!
逆のような感じがしますが・・・。
一見花のように見えても、おしべやめしべが無ければ蜜も無いわけで、色や形だけではチョウを惹きつけることはできない!
人間の目は欺けても,チョウは誤魔化せない、という事ですね。
2枚目の画像のような、小さい両性花と、まわりの大きな装飾花から成っているアジサイを“ガクアジサイ”といい、
1、3枚目の画像のように、花が手毬状に咲くアジサイはその変形だそうです。
~アジサイについて~
梅雨から夏にかけて咲くアジサイは、七変化と言われるように咲いているうちにだんだん色が変化していきます。
そのためか、花言葉は「移り気」です。
そんなアジサイ、原産は日本。
アジサイは現在いろいろな色の品種が売られています。青、白、ピンク、紫、赤に緑・・・
でも本来の日本のアジサイは青だったそうです。
なんと、土壌が酸性だと青くなり、アルカリ性だと赤くなるんだとか。
もともとの日本の土壌は酸性であるため、日本古来のアジサイは青だそうです。
その青いアジサイが欧米に渡って改良されて、色とりどりの西洋アジサイが生み出されました。
元々ヨーロッパは土壌がアルカリ性なために、青かった花も自然と赤っぽくなったんだそう。
そしてその後その西洋アジサイが言わば逆輸入され、現在の日本でも人気品種となったそうです。
なかなか奥が深くて、ビックリしました。