いつもお世話になっております。今月も新しいお客様やお得意様にプジョーをお届けできる事に幸せを感じている細川です。
お客様に納車には時間がかかります、とご説明しているのですが・・・なぜ?フランスから 船で千葉まで・・・
調べました(PEUGEOT公式ファンサイト
『Le Club PEUGEOT』)
今回、なかなか見る事の出来ない「プジョー車の陸揚げの舞台裏」を取材された記事があったので皆さんにも是非、見て頂きたくご案内したいと思います。
その船の名前は「アジアンキング(ASIAN KING)」 約1カ月前にヨーロッパを出港した自動車専用船です。
ヨーロッパでは、ブレーマーハーフェン、アントワープなどに入港し、自動車を積載。その後、地中海からスエズ運河を通って紅海に抜け、ジブチへ。さらにインド洋を東に進み、シンガポールを経由して、日本にやってきます。
搬出を担当するのは、通称「ステベ」と呼ばれる、船の荷さばきのプロフェッショナルたち。
作業に先立ってスタッフ全員のミーティングが行われたのち、移動用のワンボックスカーで、ランプから船に乗り込んでいく。
船内に入ったステベは、大きく二手にわかれる。一方は"アンラッシング作業"と呼ばれる、クルマを固定しているロープをほどく作業を担当するグループ。
もう一方はクルマを船から下ろすドライバーたち
クルマを傷つけないための配慮は、身だしなみや服装にも現れる。「みんな帽子をかぶっていますが、実はあれはただの帽子ではないんす。
船内作業では、安全確保のためにヘルメットは必須ですが、一般的なプラスチックのヘルメットでは、クルマのルーフを汚したり、傷つけてしまう可能性があります。
そこで、内側は薄くしなやかなプラスチック、外側は柔らかい布で覆われ、万一クルマに触れても大丈夫な特別なヘルメットを使用しているのです」
さらに、着用しているツナギも特殊なものだという。「ツナギには、外に露出しているファスナーがありません。
すべて布地のフラップで金属部分を隠しているんです。一般的なツナギに比べ、格段にコストはかかりますが、これもクルマを傷つけないための工夫です。
そのほか、爪を短く切る、汚れがすぐにわかるように白い軍手を使うことなども、マニュアルに明記して厳守しています」
アジアンキングの航路には、近年海賊行為の横行が国際的な問題となっているソマリア沖も含まれている・・・
大勢のプロ達が丁寧に運んできてくれた、また海賊のいる海峡を命がけで運んできてくれた大切なPEUGEOT達。
私達プジョー松山のメンバーも全力でお客様の愛車をお守りしたいと考えております。