『飛行機雲ができると雨が降る』
本当でしょうか?!
そもそもまず、飛行機雲って何?!
無知な私は、飛行機が出す“煙”なのかと思っていましたが・・・
きちんとした雲で、煙ではない!らしい。
出来方は、大まかに分けて、
①エンジンから出る排気ガスが作り出す雲
②飛行機の主翼などの後ろに空気の渦ができて、
部分的に気圧と気温が下がるためにできる雲
の2種類あるそうです。
上の写真のようにエンジンの後ろに出来る雲は、最初の①の雲だそうです。
気温は地上から100メートル高くなるごとに、約0.6℃下がります。
なので、飛行機の飛ぶ高度1万メートルでは、地上より約60℃も気温が低く、
外はマイナス40℃以下の世界になっています。
このような状態で、飛行機のエンジンが周囲の空気を吸い込んで、
圧縮・燃焼させ、300~600℃となった排気ガスを出すと、
その中の水分が急に冷やされて凍り、雲となって白く見える。とのこと。
難しい説明でしたが、簡単にいうと・・・
『冬の寒い日に息を吐くと、白くなるのと同じこと』
なんだそうです!
そして、『飛行機雲ができると雨が降る』ですが・・・・・
飛行機雲ができる日は、大気中の水蒸気量がかなり多い証拠
すなわち雨になる確率もそれだけ高いそうです。
飛行機雲を見かけたら・・・
傘を持ってお出かけしましょうね。