トタトタトタ‥‥
猫さんがね、板間を歩くとね、そんな感じに聞こえたり。
えっ?板間って何って?
あ。今風に言うとフローリングって表現するのかしら。
猫って足音しない様なイメージが有るんだけど。
漱石さんが本当に飼っていた猫もまっくろだったとか‥‥
名前は最後まで無かったのかな?(笑)
普段から丸々とした猫が好きって言ってるんだけど、この猫は少食で。
軽い方だと思うんだけど、でも
トタトタトタ‥‥
ぴょんって飛び上がる時や何かを狙ってる時なんかは 足音しないんだけどね。
昔 “猫脚” って賛美されていた自動車メーカーが数社有ったんだけど。
フランスのP社とイギリスのJ社が有名かしら?
イギリスの方は高級ビッグサルーン。
でね、今の普通のエンジンの4倍くらいのエンジンを積んでたのね、排気量も もちろんエンジン自体の重さも。
で、重たい車重を長くてしなやかなスプリングで持ち上げ、十分なストロークの有るショックで支えたのね。
高速道路の段差なんかを乗り越えた時の挙動は、突き上げのショックも無く でも車体は上に動くじゃない? 下に降りる時にもゆっくり動く様に
空飛ぶ絨毯って表現もされてたみたいだけど、正に
“空飛ぶ絨毯”
けっしてアクティブサスペンションの様に車体が上下しないで 足だけで全て吸収してますってのでは無かったんだけどね
僕はあの感じ好きかなぁ~ 今でも。
でも、これは重たい車体が有ってこその乗り味で 軽い車体で同じ感じにするのは無理なんじゃないかしら?
と個人的には今も思ってるんだけど。
ダウンサイジングされたエンジンでも鉄のボディーの時代までなら近い感じの挙動だったと思うんだけど アルミボディーと成った現代、それにドイツ車的?(笑)表現が昭和なんだけど‥‥が今の主流だからね
で。
軽いボディーではなかなか出せない(どうしても跳ねちゃうのね)その乗り味を出して居たのがフランスのP社さん♪
まあ、道路事情も改善されて石畳なんかも減ってきてる現代。
素直にスパッと反応するハンドリングなんかとの兼ね合いも有るからね~
この頃は“猫脚”って聞かないですよねぇ~
フランスのC社さんもアクティブサスペンション辞めちゃったし。
やっぱり入力に対する応答が難しいのかな?
そう言えば、国産車メーカー、セダンって作らなくなりましたね~
ビッグサルーンとまではいかなくてもセダンは作って欲しいですよねぇ?
いくら売れないからって言っても時には正装も必要じゃない?
カジュアルなのや作業服だけじゃぁ~ね?
おや?ではあなた様 黒助(仮名)も現代風の御猫様なのでしょうか?
サービスの岡でした~♪