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プジョー松山

E-EXPERT CENTERは、Stellantisに認定された、トラクションバッテリーの脱着など電気自動車に関する高度な整備・修理作業に対応したサービス拠点です。

住所〒790-0047
愛媛県松山市余戸南2-18-22
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TEL089-973-2401

営業時間10:00-18:00

定休日毎週火曜日・水曜日

アクセス方法国道56号線沿い松山市内から松前方面へ向かった左手、出合大橋手前500m

スタッフブログ

全米が‥‥泣いた

[2024/09/05]サービス   岡洋司
全米が‥‥泣いた
まあね、“乗りたい!”って車じゃ無かったんだけど。

ひさ~しぶりに昔のCD聞いてみたら
“純白のメル◯セデス~プール付のマンション~♪”
ってフレーズが。
あー、昔歌聞いて憧れたなーって。
その自動車メーカーに憧れたのでは無くて“そんな生活”に憧れたのかしら?
Statusのiconの1つかな?
憧れたのは憧れたんだけど、何故か乗りたいっては思わなかったのね。
『ヒロシ!整備士に成ったんやって?これからはあんたに見て貰うワ!』なんて
従姉妹のおねぇちゃんが560SEL乗り付けて来た時は
何でこんな自動車乗れるんやろ?なんてびっくりはしたんだけど。まあ、バブルな時代でしたので。
お姉ぇちゃん綺麗やったからかな~なんて。

やっぱり羨ましいって気持ちも少しは有ったけど、そこまではって感じかなぁ
べつにドイツの自動車だから嫌いってワケではなくて。
同じドイツの自動車なんだけど、Bayernの方の自動車は
“どんなエンジンなのかしら?シルキーなんて聞くけれど?”
なんて乗ってた時も有ったくらいだから。
ドイツ車だからってワケでも無いのかな。
まあね、
「SEDAN?いや、COUPEでしょ!」
って思ってたし、今も思ってるから‥‥でも今乗ってるのはSEDANなんだけどね
世の中は矛盾で出来ている
いや、僕が矛盾で出来ている?(笑)

皆様そんな事ありませんか?

親父殿の3回忌。速いモノでもう丸2年。
やっと遺影の写真を見ても泣かない位には成っている自分に気づいたんだけど。
古いアルバムに写る親父殿を見て、もう一つ気がついた事が。
笑ってるの。グローブをはめたカンガルーのオブジェの前では“やられた~”みたいなお茶目なポーズなんかして、子供の様に。
“ヘェ~、なんか恐いってイメージの親父殿だったけど、こんな1面も有ったのか‥‥”なんて。

その写真に写る親父殿と多分同じ位の年齢に成った自分にも気づいてみたり。

そんなある日。

『もしもし?オオ、俺や、岡やん、メシ食ったか?』
「ん?まだやけど?どしたん?」
『いやな、なんや暇やからドライブでもと思ったんやけどな、みんな忙しいって言うから。どうせ岡やん暇やろと思ってな』
「うん、暇や。みんな遊んでくれんけん」
『なんや食べたいモンあるか?そや、甘いモン好きやったやろ?久しぶりにパンケーキでも行くか?』
「わかった~、いくいく~」

2人テーブルに向かい合い、パンケーキをほうばり
ながらガラス越しの海辺に目線を
『なんや、この前行った店ではウェートレスのお姉さん見惚れてぼーっとしてたけど、今日は見てへんな』
「そりゃ、お姉様も気に成るんやけど‥‥なんか外のテラスでも食べれるみたいやけどテラスで食べる?」
『いや午前中や言うても暑いやろ?食べてからちょっと外出よか?』

テラスでアイスコーヒーすすってると浜辺を散歩するカップルが。

なんか“あー、若いっていいなー”って
今更の様に560SELより羨ましかった(笑)
『なんや、ドラマのワンシーンみたいやな、青春や!』
「せやね、でもま僕達の若い時も似た様な事してたんちゃうん?」
『まあな、でもな、平和な青春時代じゃ無かったやろ俺達、男女7人物語を地で行くみたいなハプニングの連続やったやろ?』
「せやね~、色々と体験出来て面白かったけど、あれが物語やとすると誰が最後に幸せに成る主人公やったんやろ?やっぱりコウちゃんやろか?」
『アホ言え、オカノのコウジが主役でも俺ら名脇役が居るからストーリーが面白く成ったんやろ?』
「うん、まあ、間違いないね(笑)イグチのシュウちゃんはオークラに泊まれたんやろか?」
『忘れとったワ、アイツ、メリケンにもうすぐ完成するってホテル見上げては、そんな事言ってたな 彼女が出来たら泊まるんやって』
「僕にも夢が有って‥‥ほら、この店の隣にホテル有るやろ?あのホテルに行ってみたくって(笑)」
『あ?同じホテルってもシュウジの方は超高級ホテルやけど、ここの隣ってオマエ、ラブ‥‥‥いや、アミューズメントやで?』
「いや、アミューズメントってもほら、バブルの終わりに出来た 海が見渡せるジャグジーがバルコニーに有る様なプレミアムやったから、若い時は高いからよう来んかったもん まあ、憧れやね?」
『そう言われたらそうやな~』
「今ならっては思うけど、まあ、この歳やし、ひとりで入れる場所でも無いやろ?やから憧れのまま終わりそうやけど さっきのカップル、ひょっとして隣に泊まったんやろか?」
『割と古く成って来たから安く成ったって聞いたけどな』
「えっ?そうなん?」

パンケーキのお店から出て松山に戻ろうとした時にホテルに目線を向けると‥‥ほら、今日は助手席だからある意味自然に見えたんだけど
いつかは来なくちゃ(来れるのか?)なんて思いで見たワケでは‥‥‥はい。そう言う思いで見ました!(笑)

その時に事件は起きた
いや、全米が‥‥泣いた

看板がね、無いの。
いや、看板は有るんだけど、
看板が 変わってたの。
アミューズメントから普通のリゾートホテルに変わったみたい‥‥‥

えっ?リゾートホテルなら逆に来やすく成っただろうって?

違うのよ。アミューズメントだからこそだったのよ
わかるかなぁ~

ほらね、何事もウジウジしてたら機会を失うじゃない。有れば“いつかは!”なんて夢も見れるけど、無くなってしまったらもう、未来永劫に不可能だもの。

夢が打ち砕かれ、途方に暮れる
サービスの岡でした~♪